2007年12月20日

NHK

2・3日前、某国営放送から手紙が届きました。
封筒の半分を占めるんじゃないかと思われる程、それはそれは大きく私の名前が書かれていたのでした。
そして封印の代わりに「ななみちゃん」のシール。
受信料の滞納ならおとーさん宛に通知が来るはず・・・
封筒を見ただけでは中身の予想ができません。
差出担当部署は、「コールセンター Eメール係り」

・・・・・exclamation×2

そうだそうだそうでした。
お手紙を頂くより数日前、NHKのhpからメールしたんでした。
「どーしても『楽しむ最先端科学』がもう一度見たい」って。。。

http://ojachan.seesaa.net/article/72430199.htmlを書き終えたその足で(手で?)メールしたのでした。
「ダメならDVDとかありませんか?」
と聞いたのでした。





実は、同じメールを過去にも送っているのでした。
前回同様、今回も「再放送の予定はありません。DVDなども発売される予定はありません。」とのご回答でした。
「お役に立てれば」ということで、番組の内容のコピーと、各回でお話をして下さった先生方の書籍を数冊ずつ列挙した紙が同封されておりました。
今回はなぜか私のメルアドが送信エラーだったのだそうで、書面でご回答して下さったのだそうです。
毎度のことながら、丁重な文面と誠実な対応には感服しておる次第です。

うちの息子達も「へぇ〜、すごいね。ちゃんと一つ一つにこんなに良くしてくれるんだぁ〜」わーい(嬉しい顔)って、一種感激しておりましたゾ。

流石はわが国国営放送なり。

NHKについては、人それぞれイロイロなご感想をお持ちのようです。
私の周りにも、絶対に受信料なんて払わないと豪語していらっしゃる方達もおります。
受信料を払わない理由もまた人それぞれで、
・番組がおもしろくない
・まずNHKの番組なんて見ないから払う必要なんてない
・受信料が何に使われてるか判ったもんじゃない
などなどなどなど・・・

おっしゃることはそれぞれ確かにその通り、と私は思います。
私だってそんなにNHK各局を良く見ているって訳ではないですしね。
受信料で局員が飲み食いしたなんて聞けば、「返せぇ〜!ちっ(怒った顔)」と声高に言いたいでございます。

でも、よぉ〜く考えると、私は結構子どもの頃からNHKが作った番組が好きだったように思います。
「辻村ジュサブロー」なんてヘンな名前だ、なんて思いながら毎日見ていた夕方の人形劇も、アニメの「キャプテンフューチャー」も、大人になった今でも「もう一度見たい」と思います。
小さな頃「おかあさんといっしょ」で女優の田島令子さんがナニカの本を朗読してくれたのですが、それを未だに覚えています。
どんな物語だったのか、どんな声のトーンだったのか、いったい何がそんなに印象深かったのかも判りませんが、何かに「すごい!」と思ったことだけはその場面と共に覚えています。
今でもBSの海外ドラマは大好物ですしね。

そして子どもの親になって、我が家は本当にNHKのお世話になりました。
彼らが保育園の頃、「ポケモン」を見ていた子ども達が具合が悪くなるという事件が起こりました。
翌日保育士さんから「チャマさんちは大丈夫でしたか?」って聞かれたんですが、「ポケモン」じゃなくて「ヤダモン」なら知ってるけど・・・なんですか?ソレってな具合でした。
今ではテレ東ナシでは生きて行かれないだろう我が家の子ども達も、その当時はNHKにはまっていたのでした。
ゲームから発展して戦国時代大好きの長男は、先週の風林火山の最終回を見忘れたことが最近一番の痛恨のエラーだったようです。

確かにNHKの番組は、今風のおもしろさはないですね。
でも、「どーしてももう一度みたい」と思っている番組は、私の中には民放にはないんですね。

民放ってぇのは視聴者が受信料を払わない代わりにスポンサーがつきます。
そこで広告宣伝をするからですよね。
ってぇことは、視聴率の問題になります。
たくさんの人が見る番組であればあるほど、宣伝効果がある訳です。
だからこそ、万民受けする番組を作らなくてはならないのが民放の宿命です。
民放が考慮すべきは「今社会は何を求めているか」というマクロな視点です。

片や国営放送は、視聴率なんて取れなくてもいいのですよ。
NHKの役割は、民放がチラ見すらしない少数派の要望に答えられる番組を作ること、だと私は思うからです。

子どもの頃、じーちゃんちでみせられる「ナツメロ」が苦痛で苦痛で・・・
あたしゃヒデキが見たいんじゃぁ〜もうやだ〜(悲しい顔)
でも出てくるのは、直立不動で歌っている「ナツメロ」でしか見ない面々。
おもしろい訳がない。

でもじーちゃんもばーちゃんも、「なつかしのメロディー」が大好きだったんですよね。

視聴率が利益に直結していないNHKまでもが流行に乗っかってマクロなおもしろさを追求してしまったら、じーちゃんばーちゃん達はいったい何を見ればいいんでしょう。
私たちTV世代が年をとった時、自分たちが見るTV番組がないとしたら、寂しい夜になってしまうように思います。

じーちゃんばーちゃん達だけじゃなく、NHKでは「高校講座」とかもやっていますよね。
ウチの母親なんて未だに放送大学はNHKでやってるもんだって思ってます。
一般大衆ウケはしないかもしれないけど、それぞれの世代、それぞれの立場に向けた番組作りをNHKはしているのだろうと思います。
それが「国営」の役割だから、だと思うのです。

そして国営だからこそ、民放では出来ないようなお金をかけた番組作りもできる。
遠い世界の小さなことを私たちに見聞きさせてくれるような番組作りができる。

「その時歴史が動いた」の中に、風林火山の映像が使いまわしされていました。
これに気付いたのはウチのあんチャンでしたが、その後の様々な映像について、息子達は「これはきっとナニカ自然についての番組に使ったやつだろう」なんてことを言ってましたね。
高額予算で作った番組の映像がこうやって効果的に使いまわしされているのですから、税金の無駄遣いとは言えないよねぇって思います。

渡辺ミッチーJr.が「民間でやれることは民間へ」と言ってましたね。
おいおい、「官」に出来て「民」に出来ないことなんて何もないんだぜ。逆ならありまくりだけどさ。
そー言ってやりたくなります。

民に出来ることでも官でやらなきゃいけないことってある。
だから官がやってる。
それを訳のわからない理屈で民営化されちゃぁ適わないって思います。

郵政民営化のお陰で、田舎の郵便局はのきなみ閉鎖しております。
オラが村よりもっと奥にある村の幾つかでは、村の中に一つも郵便局がなくなってしまいました。
そーゆー村では、郵便局が唯一の金融機関だったのに、です。
年金を引き出すのでさえ誰かのお世話にならなければならない村のお年寄り。
郵便局は確かに赤字運営だったのでしょうが、だからこそ官がやらなければいけないんじゃないんでしょうかね?

紅白の視聴率が低迷しているとは、毎年この時期になると言われることです。
だから毎年アノ手コノ手で新しいことを取り入れて視聴率アップを図る。。。
でも、NHKはそんなことをする必要はないのです。
視聴率なんて気にしなくて良いのです。
だって、NHKがターゲットにするべきは、マクロじゃなくてミクロ。
民放がチラ見すらしない少数派視聴者の要望に答えることが、国営放送の使命なのだから。

ということで、NHK様には是非「楽しむ最先端科学」のDVD化をお願いしたいところでございます。
posted by チャマ at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | おっ?! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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