2007年11月11日

子どもの野球をめぐる大人の政治

<まえがき?>
以前にも似たようなタイトルのエントリをしましたが、ま、内容も似たようなことですが、時間があったので・・・ドコモポイント

最後の公式戦も終わり、我が家の7年間に渡る少年野球との関わりも残すところあと2週間程となりました。
とは言え、2号は「オマケ」として一緒に冬の練習には参加させてもらうんだろうし、おとーさんはナンダカンダ言いながらついて行くんだろうし、
「やれやれ、終わったワイ」
と思っているのは私だけかもしれません。

いずれにしても会長という重〜〜〜い任務からはあと2週間ほどで解放される訳です。
少年野球のみならず、別の少年スポーツの責任者なり会長なりを経験したお母さん方の多くは
「燃え尽き症候群になっちゃうよー(長音記号1)
と言ってますね。
どこも事情は同じようです。

私もそうなるのかしら・・・
と思っていたんですけどね、どうもそんなことは言ってられないようです。

会社がね・・・
ま、毎度のことそんな情報を全世界発信なんてできる訳もなく、ただ言えることは、来年のお正月から無職になる、ただそれだけですもうやだ〜(悲しい顔)

ここ1・2ヶ月の状況を実況できるとしたら、こんなにおもしろい現実ってないんだろうなぁ、なんて思うんですけどね。
人間って、ホントおもしろいです。

職を失う状況に置かれているということを抜きにして周りを眺めると、ホント、毎日がおもしろくて仕方ありません。
そしてハタと我が身を振り返るった途端にバッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)
どっしよぉ〜かなぁ〜ふらふらと・・・

ま、仕事なんてあーだこーだ選ばなきゃ、なんとかなるでしょう。
今は人生の中でもそうそう経験できないだろう状況を楽しむことに決めてますから、傍から見れば崖ッ淵とか危機的状況とかに見えるんでしょうけど、本人は結構楽しんじゃってます。

それがいーんだか悪いんだかは、これまた別の話ではありますが・・・わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)



会社といい、少年野球といい、私の周りには実に沢山の臨床サンプルが存在しています。
なんの臨床サンプルかというと、広義なところでの「政治」といえばいいでしょうか。
自分の思惑通りに集団や組織や他者を動かそう。
対象となる人や人たちが自分の思惑通りの行動や考え方をするように、手を変え品を変え操作する。
操作しようとしている人間がそのために、いろいろな場面でどういう言動をするのか、それはどうしてなのか、政治の対象となっている人(達)はそれをどう受け取りどう反応するのか・・・などなど。

こんなことは、普通に生きていればありとあらゆる場面で遭遇しますし、自分自身もまた、気付かないうちにそうしていることはよくあります。
例えば、キッチンにあるお醤油をいかにして子どもに持って来てもらうか、、、とかね。
よくあるというか、そんなことばかりをくり返しながら人間は生きていると言っても良いんでしょう。
それが人間関係というものだ、と言っても過言じゃないようにも思います。
その程度の操作なら、誰でもやるし簡単にやってるし、そこから生じる利害なんてぇのもタカが知れてるもんですから、あまり目くじら立てることもなく、日常の中で流されていってしまいます。

でも、操作対象が大勢だったり、操作することで生じる利害や変化が大きかったりする場合などには、操作する方としては「操作しているのだ」と気取られないように、または相手が出来るだけ快く賛同してくれるように、自分の思惑通りにことが運ぶよう、一挙手一動に細心の注意を払わなくてはなりません。

そして、それらの政治を行なうには、それに向く人と向かない人がいるのですよね。
上手い人は本当に上手い。

「上手い」という表現の中には、「強引」という手法も、「気付かせない」という手法も入っています。
どちらの「上手い」にも共通していることは、政治の対象となっている人(達)が、大した抵抗も出来ない、ということです。
抵抗をする隙がない、ということです。
反論の余地がない、ということです。
押すにしても引くにしても、絶妙のバランス感覚をもってして成し得るのだろうと思われることです。

「強引」という手法は、ただただ力だけで押さえつけるのでは「上手い」とは言えません。
「反感」という危険な因子を残すような強引さでは、上手いとは言えません。
「そうせざるを得ない状況なのだ」ということを相手に納得させることが「強引」という手法の絶対条件なのかしら?なんて思います。
場合によってはそういう状況を時間をかけて「作り出す」ことすらしてますしね。

そういう政治の手法は、そのままその人の他者との関わり方でもあったりすることが見て取れます。

政治家に男性が多いのは、きっと男性の方が寸分違わず自分の思惑通りにことを運びたいと思っている人が多いからかもしれませんね。
野球のお父さんや指導者諸氏、会社の男性諸氏をカヤの外から見ていて女性である私はそう思います。

来年度から、オラが少年野球チームの組織体制が改正になる予定です。
ま、総会で承認されなければ改正できないのですが、総会とは名ばかりで「いーですかぁ〜」「いーでぇ〜す」という形式ばかりのものですから、ほぼ承認され、改正されることになるでしょう。
これにより、保護者主動という建て前が取っ払われます。

これまで、実際には監督と会長が相談して決め、会長の名で発表という図式でしたが、ほとんどは会長が監督に「どうしますか?」と聞いていたのが実情でした。
野球をやりたい子どもが集まり、それを親が運営し、指導者は親からただ依頼されて教えているだけの存在。
というのが従来の指導者の位置づけですが、実際には実権は指導者にあった訳です。

でもそれは当然なんですよね。
だって、親はお仕事で忙しくて子どもの野球のことなんてかまってられないんですもの。
メーカー品のバカ高いグラブやらバットやらは買ってやるけど、子ども達がどんな練習をしているかなんて、全然知らないんですもの。
それらを誰よりも知っている監督・コーチがいろいろなことを決めるほかに、いったい誰が決められるんでしょうか?
試合の応援には来れても、塁審や荷物搬送をお願いした途端に仕事が忙しくなっちゃう親がどれだけ多いことか・・・

ところがです。
大会の出場にしろ、遠征にしろ、合宿にしろ、練習試合の対戦相手にしろ、監督・コーチが決めたことにイチイチ文句を言いやがる親がいるんですよね。
終いには集合時間が早いだの遅いだの、選手のポジションにまで口を出し始めて・・・
こういう親は、たまにグラウンドに来ても役に立ちません。
練習の手伝いをするどころか、自分が指導者になってしまうので、ただ怒鳴っているだけ。
でも自分では「手伝っている」と思っているから始末が悪い。

そして「自分は誰よりもチームのことを考えている」と思っているものですから、悪いのは監督・コーチやその言いなりになっている会長以下他の保護者であって、これを何とかしなくてはいけない、と思っているらしいのですね。
彼らは言います。
「監督だのコーチだのは、親の依頼でやってるんだからさぁ。」

でも彼らは決して会長なんてやりません。
だって、大変ですから。
アレもコレも、自分がやりたくないことまでやらなくちゃなりませんからね。
そして編み出した手法は、やりたくないことは会長にやらせて、自分達が手出し口出ししたいことだけは「協力」という大義名分の下に出張ろう、という手法でした。
「みんなで協力してやりましょう。」
というその裏には、そういうカラクリがあったんでしょう。
でも、ウチのおとーさんはそんなことはさせませんでしたけどね。手出しも口出しもさせませんでした。
ただ、五月蝿かったですねぇ〜〜〜ホントに。
自分の思い通りにならないと見るや、ある方はご自分のお父さんまで引っ張り出してきましたからね。
政治の手法としては・・・上手いんだか下手なんだか。
ただ、バカなんだろうなとは思います。
たかだか少年野球ごときに、一族を挙げて何やってんだか・・・
ウルサイことで有名なこのおじいちゃん(ナニをやるにも力まかせってカンジなので)ですが、別にこのおじいちゃんに睨まれたからって痛くも痒くもない我が家ですから、「だからナニ?」ってカンジでしたけど、近所に住んでる監督はたまったもんじゃなかったと思います。

こんなバカげた大人の政治の犠牲になるのが子ども達ではたまったもんじゃありません。
彼らは純粋に野球が好きで、野球が上手くなりたいだけなんですから。
そして監督・コーチも純粋に彼らに精一杯野球を教えたいだけなんですから。
それを親が邪魔してどーする?

そんな訳で、来年度からバカな親がガタガタ言えないよう、組織を改正したらどうか、という話が持ち上がりました。
「スポ少になって数年、現状の組織では支障が出てきている」というのが本当の理由ですが、「バカナ親が・・・」という理由も少なからずあるんだろう、と思います。
「野球」に関しては全権を指導者に、「宴会」とか「移動時の搬送」とか「用具の管理」などに関しては保護者に、それぞれ自分の持ち場を離れないでね、ってなカンジの組織になっています。

先日その組織の叩き台を見せてもらったのですが、私は両手を挙げて大賛成です。
今年からそうしてくれていれば・・・なんてつい愚痴ってしまいますが、本当に協力的な親にしたらその方がずっとやり易いです。
監督・コーチにしても、全権を任された方がずっともやり易いでしょう。

その話をおじいちゃんを引っ張り出してきたお父さんが聞いた時、監督に言いました。
「それで指導者の方たちは大変にはならないんですか?大丈夫なんですか?」

それを聞いた他数名は思わず失笑。
「オマエの文句が耳に入らないだけ楽に決まってんじゃン。」

監督は言いました。
「大丈夫だからこうしようと言ってるんです。」

私は心の中で手(グー)わーい(嬉しい顔)

世の中にはダメダメな指導者というのもいるんでしょう。
もしかしたらウチの指導者諸氏だって実はダメダメなのかもしれません。
でも、だとしたら私は別のチームに子どもを入れます。
そのチームに子どもをお願いしますと入れている以上、親以上に一生懸命に野球を教えてくださっている指導者諸氏に対してあーだのこーだの、思うことも確かにありますが、それらも含めてのチームだと思っています。
だから、もっと良いと思うチームがあれば、そちらに子どもを移すことだってあり得ます。
最終的には息子本人が選択する訳ですが、そういう提案を息子にすることもある、ということです。

そして今日。
グラウンドには久し振りに中学生OBの姿がありました。
OBお父さん達も何人かいらっしゃいましたし、オラがチーム中学生の部(部活のない時の社体ってヤツですね)の面倒を見ている監督もいらっしゃってました。
この監督も、来年度のオラがチームの組織改正には一役買ってもらっていて事情もお判りの方なんですが・・・

なんとまぁ。
中学校の部活顧問について、あそこがどーの、ここがどーの、と中学校の監督・保護者で言ってるんですよね。

そりゃ確かに、おっしゃってることはその通りで、間違ってはいないと思います。
でもさぁ・・・
ご自身が少年野球の監督をやっていた時、同じことを保護者から言われたりしたらどう思ったんでしょうか?
やりずらかったんじゃないんでしょうか?
だからこそ、今回の組織改定にもご協力くださったんじゃないんでしょうか?

今回の改正において、この中学の部監督は実に見事な政治手腕を発揮されました。
元々が仕事のお出来になる方ですし、私にはそういう面でも尊敬できる方なんですが、、、、、、

どうやら彼も、「一事が万事自分の思惑通り」というのがお好きなようです。

いえいえ、きっと人間なんて誰もがそういうのが好きなんですよね。
そうできるかどうかは、自分の力量次第、ということなんでしょう。
よくよく考えてみれば、今回の改正だって監督・コーチの思惑通りに事を進めやすくする為の改正ですもんね。
結局は綱引きと一緒なんですよね。
私たち政治の対象とされる側の人間は、結局どちらにつくかは自分の中にある正義だったり信念だったり、そういった良識を基準に決めるしかないんでしょう。
どっちが正しいか間違っているかなんて、第三者から見たらどっちもどっちってことなんでしょう。

私が監督・コーチの思惑通り側についたのは、一年間本当に大変だった会長のおとーさんをサポートする立場にいて、一番苦労させられたのが一部保護者達の勝手な言い分だったから、というだけなのかもしれません。
保護者会の一員として、親は活動計画及び活動に一切タッチしない(補助するだけ)というような今回の改正に、監督・コーチの好き勝手に活動されちゃたまんない!という思いが全くなかったのかと言えば、あったことは事実です。
それじゃやりたくないことは人にやらせて・・・という保護者と一緒じゃん!と思わなかった訳ではありません。
ではどうして指導者の側についたんだろうか・・・

多分、答えはただ一つなんだと思います。
監督・コーチは毎週必ず来てくれるから。

保護者の中で、監督・コーチと肩を並べる出席率を誇れるのは、1年間だけでなく7年間すべて眺めても、ウチのおとーさんしかいませんでした。
正直、息子達が風邪で休んでるのに自分だけ少年野球に行くおとーさんを見ていて、妻としては「バッカじゃないの。」と思います。
でもその反面、「少年野球のことはこの人になら任せられる」と思えます。
来たり来なかったりアテにならない保護者より、万障繰り合わせて99%の確立で来てくれる監督・コーチの方が信頼に値すると私は思っています。
いくら口当たりの良いことを言ったところで、おじいちゃんパワーを見せ付けられたところで、行動が伴わなければ信頼なんて出来ません。
そういった理由から、私にとっては保護者の側には信頼がなかった、と言えます。
同じ思惑通りなら、少しでも信頼できる方を選んだ、ということなんでしょうね。

オラが村は小さいので、オラが少年野球チーム関係者はそのままオラが中学校野球部に関わることになります。
正直もう沢山、ってカンジもあります。
更にその先、オラが村高校の野球部になんて入られた日にゃぁ、、、がく〜(落胆した顔)

息子が一生懸命野球ができて、母はただ「ガンバレェ〜」と応援だけしていられるような、そんな日々であるように願いつつ、さぁて、これからまた少年野球の会合じゃぁ〜
最後のお仕事、がんばんべぇ〜
posted by チャマ at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 少年野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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