2005年07月19日

問題発生 −中間教室編−@

正式名称「適応支援教室」、俗名「中間教室」なるところに通っているウチの不登校児2号。
なかなかウマが合わなかったMクンとも、いつの間にやら大の仲よしになっていた。
今じゃアナタ「あんた達って恋人同士?」くらいの勢いで一緒にいることが楽しくて仕方がない模様。
その上、チョット前に学校に戻ったと思われたMヤくんが舞い戻ってきて、悪ガキ3バ・・・おっと、悪ガキ3人組は毎日それはそれは楽しく過ごしている。
2号達の関係は、まるでマンガや小説で見られるような、なんと言いましょうか、雨降って地固まるみたいな、ケンカの果てに生まれた友情というか、そんなカンジなんだ。
今じゃアナタ、カっ!となってMクンが2号を殴っても、次の日にはちゃんと和解しいつもの通り遊んでるさ。お互いが自分の悪かったことをちゃんと自覚してるからこそ出来るのさ。
私になんて何一つ報告することもしなくなった。殴られたことすらあたしゃ〜知らなかった。
学校なんていう生ッチョロイ社会での対人関係とは全然質が違うんじゃ、質がさぁ。
そんな友達関係、学校に行っている子ども達には作れるのかい?


さてさて、そんな極楽のようだった「中間教室」が2週間前くらいから少しずつ変わってきた。
ボツボツと新しい子ども達が何人か入ってきた。
安定して通ってくるまでには、それぞれドラマがあった。
これもまた、学校では決して経験できないだろう、いろいろなこと。

ところが、困ったことが起きた。
新しく通ってくるようになったMトくんが、どうしても浮いてしまう。
彼のドラマが一番強烈で、一番長引いている。
中間教室自体を大きく揺らしていると言っても良いかもしれない。

Mトくんは以前何度か我が家にも遊びにきたことがあって、私も知っている。
正直なところ、超チョー自己中心的な子だと思っていた。
不登校の子は多かれ少なかれ自己中な部分が強い子が多い様に思うけど、彼の場合は度が過ぎる。
自己中というよりも、感情の制御ができないように思える。
異常に表出するか、異常に押さえ込むか、そのどちらかにしか見えない。

一番困るのが、自分の思う通りにならないとパニックを起したようになってしまう。
でもこれは大人がいる時の話。
子どもだけだと凶暴性を発揮して、その程度たるや半端じゃないらしい。
ウチにMトくんが遊びに来ている時に、丁度用事があってウチに来たあるお母さんが、私にはっきり言った。
「Mトくんってよく遊びに来てるの?だったらウチの子どもはココには来させられないワ。」
なんじゃそりゃ、って思ったけど、ウチにしてみたらどっちもどっちだから、別に構わなかった。
でも、Mトくんの評判はどこでもそんなカンジで、そして評判通りの子どもでもあった。
遊びに行く家々で問題を起して、怪我をさせたり暴れたり、帰らなかったり・・・
近所やちょっと遠いくらいの距離にある家では「Mトくんお断り」という家ばかりになってしまって、とうとう遠く離れた我が家に来るしかなかったようだ。
たまたまウチでは暴れたりパニクッたりすることは無かったけれど、自己中なところは如何なく発揮された。
真っ暗になっても帰らなかったり、突然やってきては我が家の都合を知らせても帰らないので、ある時思い切ってお母さんに迎えに来てもらうように電話した。
そして、それ以来、ウチには来なくなってしまった。

そんなMトくんが中間教室に来るようになった。
自分でも子ども達の中で浮いていることが判っているから、子ども達にしつこく媚びまくる。
邪険にされても、耐え忍んでいるかのように感情を押さえ込む。
押さえ込むというよりも、そんな傷ついた自分には気付かないようにしている、感覚をマヒさせている、そんなカンジがする。
でも一緒に遊び始めると、感情の制御を忘れてしまうのかだろうか、周りの子ども達は自分の遊び道具くらいにしか扱わない。自分の言った通りにならないと、スゴイことになる。
ところが多勢に無勢だから、結局は思い通りにならないで、拗ねて帰ってしまう。
Mトくんにとっては、感情を制御することも、制御できないことも、その両方共が彼にとってはストレスになってしまう。
そしてそのストレスを発散を、弱い者を徹底的にイジメル、という形でする。


教室の周りにいる野良猫を、しかもお腹が大きくて動けない猫をイジメル。
みんなで近くの池に釣りに行くと、釣った魚を石でメッタ打ちにして、更に踏みつける。
そんな様子を見て、2号も含めた子ども達はMトくんを今まで以上に避けだした。

でもこの図式は、学校でMトくんがされていたのとまったく同じことだった。
その様子を、おっちゃん先生は快く思わなかった。
子ども達に「Mトと遊べ」と強要し始めた。子ども達の「Mトと遊ぶと、Mトが好き勝手なことばかりしてオレ達はつまらないんだ。」なんていう訴えには耳を貸さなかった。
子ども達はそんな先生に反発し始め、そんな状態で2・3日過ぎた時、決定的な衝突が起こった。

いつもの如くのMトくんに、Mくんがキレて「オマエとなんてもう絶対に遊ばない!」と言った。
Mトくんは拗ねて帰ってしまったけど、おっちゃん先生はMくんを許さなかった。
「そんなことを言うヤツは、もうここには来るな!」とまで言ったそうだ。
それには周りにいたMヤも2号も激怒した。
「それは違う、悪いのはMトだ!」
2号とMヤくんは、2人してMくんの味方をしたけど、聞く耳を持ってすらもらえなかったそうだ。

その翌日、2号は徹底的に先生に反抗したそうだ。
言われたことを端から拒否した。
叱りつける先生に「昨日Mくんに『もう来るな』って言ったけど、そんなことは先生が決めることじゃない!」と言ったそうだ。

へぇ〜、やるジャン、ウチの息子。
ついでにもう一つ、大人になっとくかい?


−教師の理想は現実不可能− に続く
posted by チャマ at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 不登校を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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