2007年05月05日

ボチボチ行きやしょう

行け行けドンドンだった昨年とは違い、今年のオラが少年野球チームは少しだけ、お休みの日を設けるようになりました。
正直なところ、土日祝日の全てを野球の日としていた昨年は、冬の練習に入ったとたんに体調を崩す選手が続出しました。

ま、全国的にノロウィルスだのインフルエンザだのが蔓延したこともあるんでしょうが、3月から11月の9ヶ月間、夏休みなどで学校が平日お休みだった日を抜いたほぼ毎日、学校と野球でお休みのなかった子ども達には体力的にかなりキツかったんだろうと私は思います。

今年から監督に就任された前コーチがどういった思惑でいらっしゃるのかは判りませんが、GWの前半・後半に一日ずつとはいえ野球の日をお休みして下さることに、私は概ね賛成しております。

「概ね」と書いたのは、例年に比べて明らかに技術的にも意識的にも低いと思われるオラがチームにとって、「休んでる時間は無い」という思いもない訳では無いからであります。

でも、彼らの生活全てが野球漬け・・・ってぇのもなぁ・・・とも思います。

最高学年の、それも少年野球とのお付き合いも今年が最後となる我が家としては、いろいろと思うこともあったり迷ったりすることもあったりする訳です。

そんな最中、我が家の元不登校球児の2号が、GW前半が空けた5月1日に、学校を休みました。




長年の不登校がウソだったかのように、2号選手が学校に行き出して7ヶ月。。。
6年生に進級した4月には、想定外だった担任の交代がありました。
これには2号選手本人も、家族のみならず周りの人間も、多かれ少なかれ動揺しました。

本人も含めた大抵の人間は
「大丈夫だよ」
と口では言っているものの、果たして本当に大丈夫なんだろうか?と思っているような、そんな様子でした。
私も含めて、です。

何事もなかったかのように学校に戻ったのと同様に、これまた何事もなかったかのように不登校になることは十分に考えられることです。
長年の不登校があまりにアッサリと解消されたことが、逆もまた真なり、と思わせる理由にもなり得ました。

2号が学校に戻る時に感じたことは、それまでまるでボタンの掛け違いのようにことごとくズレていたモロモロが、実に見事にタイミング良くピッタリと揃っていったことでした。
そして4月になって、これまた実に見事にモロモロのことが以前のようにズレていくのを感じているのは、私だけではなかったと思います。

その前兆としては、2号の生命の活力とも言える少年野球のチームが、まるで昨年とは違うチームのように意識の低いチームになってしまったことがありました。
「勝ちたい」「上手くなりたい」という意識はとても強いのに、「勝とう」「上手くなろう」という意識があまりにも低い。。。
要するに、全てが他力本願だ、ということです。
前々監督から直々に、「チームを引っ張っていくのはオマエなんだ」と言われて、「どうやったらチームを引っ張っていかれるんだろう・・・」と、イッチョマエに苦悩する2号がいました。

キャプテンでも、エースでも、4番でもない選手が、それらの選手の手前も考えて実質的にチームを引っ張るというのは、大人だって難しい作業です。
「こうした方が良い」と進言したところで、キャプテンに却下されてしまえばそれまでですし、あまり出すぎた真似をすれば、、、、、、出る杭は打たれてしまうのが世の常で、そんなことは保育園の時に十分痛い思いをしている2号には判り過ぎるくらい判っていることでもあります。
決して勝てない相手ではないチームとの練習試合に勝てない日が続いて、彼の苦悩(たぶんジレンマでしょうね。)はさらに増していったのかもしれません。


そして学校生活でも担任が代わり、折角良い方向に変わりつつあったクラスがまた元に戻ってしまいました。
小学校6年生にもなって、学校の先生に面と向かって「ハゲ!」なんて言いますか?フツーちっ(怒った顔)
そんなレベルのやつらと、一日のほとんどを共にしているのですから、そりゃアナタ、疲れない方がおかしいってもんじゃないですかねぇ。

「高い声は出しているうちに出るようになる」
という理由から、毎時間毎時間発生練習をする音楽の新任教師。
そりゃその通りでしょうが、そこまでして高い声を出さなきゃならない理由ってなに?
なんて私なら思ってしまうところですが、そんな私の息子である2号もまた、「なんで高い声が出るようにならなきゃいけないの?」と私に聞いてきたということは、同じような疑問を感じていたんでしょう。
「出ないよりは出たほうがいいからじゃないわーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)
 ほら、音楽会も近いことだし・・・ふらふら

心の支えだった1号アンちゃんの担任だった先生も転任してしまいました。
5年生の時、学校に存在していた彼の心の支えは、今は無くなってしまったようでした。
シリウス・ブラックを亡くしたハリー・ポッターってなもんでしょうか。
ロンやハーマイオーニに代わる程の心強い友人が、学校に存在してくれていればいいのですが・・・いるような、いないような、微妙なところです。

私は2号に悟られないよう、学校の外での心の支えだった中間教室のおじいちゃん先生に相談することにしました。
八方塞になる前に、と思った訳です。

ところが、中間教室に電話をすると、おばちゃん先生からは衝撃の返答が返って来ました。
「アレ?おかーさん知らなかった?おじいちゃん先生は3月いっぱいで退職されたのよ。てっきり連絡がいっていると思ってたぁ〜。」

なんとまぁ、明るい声でそんなこと言われても、一瞬頭の中が真っ白で、、、その上、
「でもね、今度の先生は良い先生なのよぉ〜。あーでこーで・・・」
・・・・・exclamation&question
「今度の先生

ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)もうやだ〜(悲しい顔)たらーっ(汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)

2号の担任が代わったことは、おばちゃん先生もご存知で、学校の相談室の先生ともそんな会話をされたのだそうです。
相談室の先生は
「あぁ〜、2号クンは大丈夫よぉ〜」
とおっしゃったそうで・・・

イヤ、大丈夫じゃなさそうだから電話をした訳で・・・

新しく就任された中間教室の先生ともお話させて頂きましたが、ま、アノおばちゃん先生が絶賛する程度の先生ですから、処世術が上手そうな、でもただそれだけってカンジの印象しか受けませんでした。

「一度面通しに2号クンを連れて是非来て来てぇ〜」
と言われたので、一旦は「じゃ、そうします」と答えて電話を切りました。

が・・・
私のカニ味噌をフル回転させて考えてみた結論は、今はおじいちゃん先生が退職したことを2号に知らせるべきじゃない、ってことでした。
再度電話をしてその旨を伝えると、おばちゃん先生は
「あぁ、そうかもしれないわねぇ。さっすがおかーさん!2号クンのことを良く判っていらっしゃる。そーだわ、そーだわ、その方が良いわ。」
ですって・・・

もう、泣きたいやら頭にくるやら、「このバカ女パンチ」と思いつつも、「じゃ、失礼します。。。」と大人の対応で電話を切ったのでした。

2号が中間教室に通っている当時、おじいちゃん先生は何かの検査で引っ掛かったということをおっしゃっていました。
年齢も年齢でしたし、持病もお持ちでした。
口癖のように
「2号を学校に戻すことがオレの教育者としての最後の仕事だ」
とおっしゃっていました。
私はといえば
「でも先生、2号が中学卒業するまでココに居てもらわなくちゃ困りますからね。」
と決まって答えていました。
これはお世辞ではなく、本当にそう思っていたからです。

心の拠り所が、自分の真の理解者がアソコに居るんだ。

そう思えるだけで、人間なんてものは結構キビシイ状況下でもなんとか乗り越えられるもんだ、と私は思うからです。

だからこそ、心の拠り所だった中間教室が変わってしまって、真の理解者がソコには居ないということを、2号には伝えられずにいます。

もしかしたら、本当のことを言ってしまった方が、逆に2号にとっては腹を括ることが出来て良いのかもしれません。

正直なところ、私にはどちらが良いのか判らないのです。

おじいちゃん先生が退職されたことは、ダンブルドアを失ったハリー・ポッターってなもんです。
2号の目を盗んで何度か電話をしてみましたが、いつもお留守・・・
ダンブルドアは亡くなったのですが、おじいちゃん先生はそんなことはなく元気で退職後の生活を楽しんでいて下さればいいなぁと思います。


そうこうしているウチに、GW前半が過ぎました。
土曜日は、この時期にしては信じられないくらい寒い中での練習で、練習のお手伝いに来ていたお父さん方(と言ってもウチのおとーさんを入れても2・3人ですが・・・もうやだ〜(悲しい顔))は口を揃えて「こんな陽気はおかしい!」と言っていました。
そして練習から帰ってきて、「寒い寒い」を連発し、すぐにお風呂に入ってにも関わらず「まだ寒い」と言って布団にもぐってしまった2号選手は、どうやら体調を崩してしまったらしいです。
それでも翌日の練習試合では強烈な三塁線のヒットを打ち、午後はオラが村高校の試合を観戦し、翌日もまたオラが村高校の試合を観戦し、その後バッティングセンターで6打席も打っていました。

そしてGW前半が終わった翌日の火曜日、、、
朝起きてくるなり、「体温計る」と言い出しました。
36℃4' 思い切り平熱です。
が・・・いつまでたっても着替える素振りがない。

「学校に行かないの?遅れるよ。」
「行くよ!」(チョット怒り気味)
なんだかんだとグズグズ言ってはゴロゴロしている。。。

こ、こ、これはがく〜(落胆した顔)

懐かしいと言えば懐かしい、あの不登校をしていた時によく見られた光景でした。
時間はどんどん過ぎて行く・・・歩いて行くにはもう間に合わない時間です。
「走っていくから大丈夫、間に合うから!」(かなり苛立った様子)

ああ、これまた懐かしい時計とのにらみ合いexclamation
「クルマで送ってくから用意してexclamation
「もう間に合わないよちっ(怒った顔)

出たぁ〜〜〜

タイムアップどんっ(衝撃)
学校に「お休み」の連絡を入れました。
担任の先生から
「風邪ですか?」
と聞かれて、「う〜ん、微妙なところです。」とだけ答えました。
だって、すぐソコで2号が聞いてるんですもの、「ズルです」とは流石に言えませんやぁ〜。

電話を切って
「じゃぁ今日はゆっくり休んでなさいね。土曜日寒い寒いって言ってたんだから、疲れちゃってるんだと思うよ。」
と言った途端、ずっとうつぶしていた2号がひゃくりあげました。
ヒックヒックしながら泣いています。
私はもうビックリして
「どーした?」と言って駆け寄ると
「また学校に行かれなくなっちゃうかと思って・・・」
「そっかぁ、怖くなっちゃった?
 大丈夫だよぉ〜、そんなの。ちょっと疲れちゃっただけだからさ。
 別にいいじゃん、疲れたら休んでまた行けば。
 そんなにイッパイイッパイに考えなくて良いんじゃないの?」
ウンウンと泣きながら頷いている2号・・・

なぁんだかなぁ、私の子どもなのに、どーしてそんなに思いつめるかなぁ・・・あ、私の子どもだからかぁ・・・

丸一日、やることも無く、とぉ〜ってもつまらない一日を過ごしたらしい2号は、夕方になると俄然元気になって「明日は絶対学校に行くexclamation×2」と鼻息も荒かったのですが・・・
翌朝、「体温計る」

・・・・・・・・・

「早く学校行けぇ〜〜〜〜〜ちっ(怒った顔)

そして元気な日常が、取り合えずは戻ってきたようです。
が・・・GW後半が空けたら、正直判りませんね。

2号は来週、修学旅行に行きます。
昨日、フっと思い出したように言いました。
犬「おじいちゃん先生、中間教室にいるかなぁ?」

・・・・・・・・・がく〜(落胆した顔)

猫「えっ?いるかなぁって、どーゆーこと?」

・・・・・・・・・一瞬の間・・・

猫「今はGWだから居ないんじゃない。旅行好きだから旅行に行ってるかもねぇ〜。なんで?」
犬「修学旅行のお土産買ってこようかなぁって思ったの。」
猫「おお〜、気が利くじゃないるんるん でもさぁ、持っていく時がなかなか無いから、日持ちするモノにしてよね。兄ちゃんみたいに『生八橋』とか買ってこられると、キビシイものあるしねぇ。」
犬「八橋って東京のお土産じゃないでしょ?」
猫「まぁ、そうだけど、例えばよ、例えばぁ〜」


あっぶねぇ〜〜〜フリーダイヤルあせあせ(飛び散る汗)

なんとなくですが、2号はそれらしい情報を得ているのかもしれません。
そうじゃなくても勘の良い子ですから、あの一瞬の微妙な雰囲気で何かある眼鏡と思ったかもしれません。

ま、バレた時はバレた時ですよね。

学校も野球も、ボチボチやって行きましょうや。

このところ、チョット学校と野球だけが2号の心を支配していたように思って反省しました。
何かそう、ボーーーーーーっと出来るようなことも必要なんですよね。
学校やら野球やらから離れる時間がなくちゃいけないんです。

そんな中で、野球がお休みだった今日・・・(あ、もう昨日になってるわーい(嬉しい顔))実家の裏にある家庭菜園で、いとこの小4女子と丸一日、穴掘ったりトンネル作ったり草をむしったりしていた2号です。

明日からまた、野球と学校の日々ですね。
これからしばらくは野球もお休みになるのは雨の日だけでしょう。
雨が降ったら・・・ぱぁ〜っと遊びに行きますかぁ〜わーい(嬉しい顔)
posted by チャマ at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 不登校を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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