2007年03月26日

正義ねぇ・・・

最近、会社で少々揉めていることがある。
で、ある社員が上司・・・正確には上司ではないのかもしれないけど、組織系統がなんだかヨク判らない現状では上司と同等の立場に立っているだろう人間に噛み付いた。
なぜその社員がそういう行動をとったのか、ということについて書くと長くなる。
結構長年の・・・その社員の青春時代から遡って、更には家族を巻き込んだモロモロの事情があるらしい。

いずれにしても、その社員は噛み付いた。

それでも腹の虫が納まらなかったのか、ママンに電話をしてことの次第を話し
「オレ、間違ってたかなぁ・・・」
と聞いたのだそうだ。

30歳も間近なんだか過ぎたんだか知らないけど、大の大人が聞くのか?ママンに・・・?
とも思ったりもするけど、ま、彼のママンはその上司のことを良く知っている人らしいから、事後対策のための情報収集のつもりでもあったのかもしれない。




彼にママンはこう彼に聞いたのだそうだ。
猫「それはアナタにとって正義だったの?」
犬「当然だろexclamationオレにとっては思い切り疑いのない正義だよexclamation×2
猫「だったらいいんじゃないの」

その一言で彼は「自分は間違ってなかった」と思ったらしい。

正義ってなんだろう?
正しい道理ってなことなんだろうか?

私は子どもの頃、正義のヒーローモノが大好きだった。
小学校の頃の最大の悩みは、ウルトラマンAを見るか、裏番の魔人ハンターミツルギを見るか、だった。
息子達が幼かった頃に復活したウルトラマンシリーズのティがなんて、毎週欠かさずに見てしまったし、最終回なんて号泣してしまった。
たまぁ〜に長男1号がビデオを引っ張り出して見てたりすると、同じ場面でまた号泣してしまう。

でもやっぱり子どもの頃にくらべたら、どこか大人な自分がいる。
冷めてる自分がいる。

「おいおい、人類を守るためなら街を破壊してもいいんかいがく〜(落胆した顔)
なんて思う。
「今倒れ込んだビルに逃げ送れた人が残ってたらどーするんだぁふらふら
なんて思う。

ここ数年、ウルトラマンシリーズはきれいさっぱり見なくなったけど、○○レンジャーとか仮面ライダーはたまに見る。
電王はおもしろいexclamation×2グッド(上向き矢印)わーい(嬉しい顔)かわいい

映画のスコーピオンキングのように、一つのストーリーでは悪役だったキャラクターを主人公にして、別のストーリーを作るってことがある。
正義のヒーローと一緒になって戦っている気分になっていた子どもが大人になって、チョッピリ悪役の気持ちになってみたりする。
ショッカーって大変なんだろうかぁ・・・ってな具合に。。。

実社会を見回すと、ビルに飛行機を突っ込まれたAは実力行使でやり返すことを正義を謳い、ビルに突っ込んだIはそうすることが正義だったと主張する。
どちらにも属さない私は、そのどちらも正義なんかじゃないじゃん、なんて思うけど、彼らは心底本当に「オレこそが正義だexclamation」と思っているんだろう。

彼らはどちらも一神教徒で、それ故に備え持っている揺るぎ無い信念は一神教徒ではないらしい私たち日本人には想像もつかないのだそうだ。
私たちなんぞは部外者以外のナニモノでもないんだろう。
人道的とかなんとか理由をくっつけてその場に参加しようとしても、結局のところ日本人になんて本当の根深さは判らないんだろうって思う。

噛み付いた彼と、噛み付かれた上司?との間にも、周りにいる「タダの社員」には判らない根深さがあるように思う。
「オレにとっては紛れも無い正義」
でもそれは誰にとっても紛れも無い正義とは決して言えないんじゃないんだろうか。
彼自身もそれが判っているからこそ「オレにとっては」という前置きがあったんじゃないんだろうか。

だとしたら、噛み付いたことは済んだこととして、相手の正義・別の人間の正義もまた、考慮しなくてはいけないんじゃないんだろうか。
「人のためにやっている」と思っているらしい彼なんだから、「人の正義」≠「オレの正義」も認めていかなくちゃ、この先何も解決なんてしないんだろうって思う。

彼のお母さんは、「アナタは間違ってない」とは言っていない。
「それならばいいんじゃない。」
と言ったと聞いている。

上手いexclamation
と私は思った。
山田くんの代わりに座布団を持って行こうかしら。

私は「上手い!」と思ったけど、別の人だったらこれまた別のことを思ったんだろう。
「間違ってるかな?って聞かれたんだから、間違ってないと親は答えるべきだ」
なんて思う人だっているかもしれない。
「自分の子どもが考えた末に出した結論から出た行動なんだから、親として間違ってないって言ってあげなくちゃ!」
なんて思う人だっているかもしれない。

間違っていたかどうかなんて、誰にも判らないんじゃないんだろうか。
これから先、彼が「間違ってなかった」と思う結果が出るのか、「間違ってたんだなぁ」って思う結果が出るか、それは判らない。
もしかしたら「間違ってた」という結果になったとしても、彼は認めないかもしれない。
そんなこんなの全部を含めて、彼のお母さんは「アンタが巻いた種なんだからどんな結果であれ自分で引き受けなさい」という姿勢なんだろうと思う。

だって、彼の人生だもん。
すでにやっちゃったことだもん。
おかーさんに聞かれたってねぇ・・・って話じゃんねぇ。

自分は過保護な親だと反省しつつ、でも気が付けば思い切り過保護になっている自分を発見する私としては、こういう母親になりたいと思う。
そう思いながらも、またまた気付けば息子にあーだこーだと手取り足取り「こーするべきだ」「こーゆーもんだ」とやっている自分がいる。

ダメだなもうやだ〜(悲しい顔)たらーっ(汗)ー(長音記号1)

ここしばらく、会社の中では「オレにとっての正義」を「みなさんにとっても正義」に昇華する作業が続くのかもしれない。
あぁ〜あ、月末なんだけどなぁ・・・そーじゃなくてもケツバットでガンガン叩かないと片付けないヤツがいるのに、どーするよぉ〜。
そしてこれもまた、「私にとっての正義」ではあっても、ヤツにとってはうるせぇ〜なぁ〜ってだけの、私は悪の秘密結社で地球侵略を企む異星人なんだろう。

正義って、難しいのね雨
posted by チャマ at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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