2006年11月12日

クラスを立て直し中らしい・・・

もうすでに1ヶ月も前のこと。
我が家の野球少年次男坊2号のクラスが、アノ『30人31脚』地方予選に出場致しました。

5年生になってしばらくした頃、クラスではそんな話になっていたようで、でも不登校につき中間教室に通っていた我が家は、毎度のことながらクラスの流れからはすっかり蚊帳の外になっておりました。
不定期に中間教室に届くプリントの中に、確かにそんな話題があったようにも思えますが、当時の我が家にはキレイさっぱり関係の無いお話のように思えました。
5年生から担任になった先生はわざわざ自宅までお越しくださって
「クラスの皆と出るにしても出ないにしても、申込だけしないか?
 申込をしないと2号クンの分の足を縛る紐が届かないんだ。」
と誘って下さいました。
「う、う〜〜〜ん・・・」
と渋る2号でしたが、
「出なくも良いから申込をすることだけ了承してくれ。」
と言われ
「多分出ないと思うけど、それでいい?」
と答えた2号に
「それでいいよ。」
と言ってくれ、その場で私が申込同意書の保護者欄に記入しました。

それから数ヶ月。
親子共々30人31脚のことなんぞすっかり忘れていました。
2学期の運動会の練習が始まった頃から2号は学校に行き、運動会直前からはすっかりフツーに登校する小学生になり、母としてはしばらくは静かに何事もなく過ぎて欲しいゾ、と思っていた矢先・・・
「30人31脚についての話し合いをするので夜6時30分に学校に集合」という連絡がありました。

ああ、そういえばそんな話があったんだっけ・・・なんてノンキなおかーさんは思い出し、仲の良い同じクラスのお母さんに電話をしたのでした。
「30人31脚ってまだ終わってないの?」
と・・・わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)




そのお母さんの話によると、地方予選が終わってないどころか、練習すらやってないのだそうで、でも1ヶ月もしないウチに地方予選があるそうで、更にそれどころか、保護者の中には「子どもを出さない」と言い出した人もいるそうで、実際には「30人31脚をやるのかどうするのか & 先生に物申す」話し合いらしい、とのことでした。

・・・・・・・・ふらふらふらふらふらふら

オイオイ、ウチはやっと元気が戻ったところだぞ。
あまり余計な波風を立てんでくれ。
それに、担任がどーのとか、クラスの不協和音のような話は、自分のそして2号の耳には入れたくない。
と思いました。
「私は行かない」宣言をしたのですが、万が一「30人31脚」についての話し合いがされた時には、やはり聞いておいた方が宜しいのだろうということになり、比較的感情的になり難いおとーさんが行くことになりました。

案の定、冒頭から「担任に物申す」意見が出され、とは言え大義名分は「30人31脚」ですから、それに関することについての「物申す」だったようですが、結局9時近くまでそんな話に終始していたようです。
そして言いたいことを言い終わった当の保護者は、サッサと早退されたそうで・・・
残された保護者はタマリマセン。ちっ(怒った顔)

ウチのおとーさんなんて、その日の夜も仕事に行かねばならず、夕食も食べてないし、仕事に行く時間が遅くなるということは、睡眠時間が削られるということで、そうでなくても2・3時間しかない睡眠時間を削られるということは事故ル確率も高くなるということで・・・
本題に入ってからしばらくして、ウチのおとーさんもまた、早退して帰ってきました。

結局話し合いが終わったのは9時30分も過ぎた頃だったそうですが、中にはそれから飲みに行ったツワモノのお母さん達がいらっしゃったそうですよ。
思い切り週のど真ん中の平日なんですけどね・・・
お子さん達は大丈夫なんでしょうかね・・・
正直な話、そーゆーお宅が「先生に物申す」組だったんですけどね・・・
そして悲しいかな、そーゆーお宅が本年度の学級役員でもあらせられる訳です。
そりゃあなた、まとまるモノもまとまりませんや・・・

ま、その後も「ボクは習い事を優先したいので参加しません。」というお子さんが出てきて、「練習だけはやらないか?」と誘った担任に
「怪我すると困るからお父さんがやっちゃいけないって言った。」
「本番に参加しないのに練習してナニになるの?」
と言いやがりましてね・・・

ウチの2号も、少年野球で順当に勝っていれば県大会と被ってしまったので、最後の最後まで「参加できるかどうか判らない」と担任には伝えておりました。
それでも「万が一」県大会に出場できなければ30人31脚に参加するので、
「練習だけは一緒にやっておこう。」
ということになっていました。
そして幸か不幸か、少年野球は第二次地区予選の決勝で負けてしまい、残念ながら県大会進出の4チームには入れませんでしたので、野球の練習を休んで学校の行事を選んだのでした。

30人31脚の地方予選当日。
様子がさっぱり判らない会場で、そりゃ担任だってタダの人ですから、多少は右往左往もするでしょうが、まぁ〜お母さん達のうるさいことウルサイことexclamation×2ふらふら
重箱の隅をつつくばかりか舐めまわすくらいの勢いで、担任の一挙一動についてコソコソと文句を垂れるんですね。
それもね、私からしたらお門違いも甚だしいexclamation×2ちっ(怒った顔)
「お前らの躾がなってないから子どもが担任についてけねぇだけじゃねぇかよ」ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)
と思うことばかりです。
そのクセ自分たちが手伝うとか、動くとか、子ども達をまとめるとかするのかと思いきや、文句垂れるだけ。
やったことはと言えば、ただ騒ぐだけ。
応援用のタンバリンだの鈴だのハチマキだの、持って来て保護者に配るのはいいけれど、お前ら「大会要綱」読んできたか?
自校の応援は応援席じゃなくてゴールのマットの後ろでするんだぞ。
そこまでタンバリンだの鈴だの、持ってくのか?
クラスの保護者としては新参者である私は、能天気に聞きましたよ。
「コレ、あそこまで持ってけばいいの?」
って。
文句垂れて山のような鳴り物を持ってきた役員のお母さん達は誰一人ゴールの先で応援することをご存知ありませんでした。
要綱のプリントすら持って来てやしねぇ。

バッカじゃねぇの・・・
文句垂れる前にやることやっとけ・・・

1回目のタイムアタックで転ぶことなく、なんと自己ベストを出した子ども達です。
もうね、順位なんてどーでもいいのるんるん
本番で実力以上の力が発揮できた君たちはスゴイぞexclamationexclamation×2るんるんいい気分(温泉)かわいいキスマークぴかぴか(新しい)手(チョキ)

2回目のタイムアタックでは、転んでしまう学校が続出しました。
我がチームもその1校で・・・
でもね、スグに立ち上がって最後まで走ったことに意味があるんだよ。
そう思います。

最初に転んでしまった子はタラフク文句を垂れていた役員の一人のお子さんだったんですが、ゴール直後、お母さんに何度も背中をぶたれていたそうです。
「ダメじゃないの!」と言われながら・・・

一番ダメなのはお母さん、アナタですからちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)

2号のクラスの保護者のお母さん達に一つのグループがあります。
年代が同じくらいで、同じ地元の中学校の先輩後輩で、飲み仲間で、その中の何人かが今年の学級役員で・・・

私は何年か前、まだ2号が低学年だった時、深夜のカラオケボックスで子どもを連れた彼女達に遭遇したことがありました。
私はと言えばPTA役員の納会の二次会で、なんとその時は校長・教頭も一緒だったんですね。
夜も11時を回っているのに、カラオケボックスのエントランスに子ども達が遊んでいるんです。
お母さん達は楽しそうにカラオケしている訳です。
その姿を見た教頭先生は、自分たちのボックスに帰ってきてこう言いました。
「オレは悔しい。
 先生達は毎日のように5時になると電話がなって『すみません、すみません』って言っている。
 こんな親に謝らなくちゃいけないことなんて何もしていないのに・・・
 第一、子ども達がかわいそうだ・・・」
泣いてましたね・・・もうやだ〜(悲しい顔)

一番の被害者だろうそのグループのお子さん達は、学校で荒れます。
弱い子をいじめたり、きまりを守らなかったり、毎日のように先生に叱られてます。
担任だけでなく、隣りのクラスの先生からも叱られます。
そしてそんな子ども達のお母さんは言います。
「担任変わらないかしら。
 みんな先生のことバカにしてて言うことなんて聞かないわよね。」

・・・・・

先生の言うことを聞かないのは、悪いことをするのは、先生のせいですか?

30人31脚の練習が始まって、クラスが落ち着いてきた、という見方をする人がいました。
客観的にクラスの状態を見れる立場にいらっしゃる人がそうおっしゃってました。

それまでは、フラフラ立ち歩き、無駄口、先生の話に横槍を入れる子どもがいたのだそうですが、クラスで一つの目標を持ったせいでしょうか、そういう子どもがいなくなったのだそうです。

その30人31脚への参加や担任の姿勢に物申したのが、そして当日担任の行動の一挙一動に文句を垂れていたのが、誰でもない落ち着きのなかった子どもの保護者達だったというオチです。

そんな状態がとってもガマンできなかったことが2号の不登校の理由の一つでもあった訳ですが、彼が不登校になる前と戻ってきた今と、何ら状況は変わっていないということです。
担任が変わったところで、クラスが変わったところで、大した違いはない、ということなんでしょうね。

今、2号のクラスは立て直しをしています。
5年生になってず〜〜〜っと、長期計画でもって立て直しをしているのかもしれません。
昨日も子ども同士のトラブルがあって、クラスで話し合いをしたのだそうです。
泣きながら発言した子もいるそうです。
槍玉に上がった子どもを廊下に連れ出した担任が言ったそうです。

「本当はオマエが一番苦しかったんじゃないのか?」

その言葉を聞いたとたん、その子は号泣したそうです。

一番反発し、担任を小ばかにし、トラブルばかり起していたその子の胸のウチを担任は判っていたんでしょうね。
当の親は、そんな彼の胸の内の苦しさなんてコレっぽっちも、想像することすらできない。
いろいろな場面でその子やその子のご家族と接点のある私たち夫婦は、そう感じています。

子どもにとって親は命綱です。
どんな親であれ、親に見捨てられたら自分は生きていかれないのだということを子どもの本能は知っています。
人間社会では親に見捨てられても生き抜けるシステムが確立されていますけど、人間が動物である以上、親の保護下にいることが生命の存続を保証されることなのだとDNAに組み込まれているんでしょう。
その親と、学校・友達社会との板ばさみで苦しんでいる子どもが少なくないのかもしれません。

ウチの子ども達もまた、そうかもしれません。

担任に文句ばかり垂れる、それも直接自分の意見を伝えるのではなく人づてだったり陰口だったり、、、そんなクラスの親を見て
「バカじゃん!」
としか思えない私よりも、そんなクラスの中にいて「オレはオレ、人は人」と思える2号の方が、そうやって今日もまた元気に登校している2号の方が、ずっとも成長した大人なんですよね。

親という絶対的な権力と、学校・友達社会という自分が所属する社会という権力の間で、子ども達は必死にがんばっているんだと思います。

どっちが悪いんでしょうね・・・

どっちが悪者でも、実のところ子ども達にはそんなこと関係ないんだろうって思います。
彼等にとって必要で大切なことは、どうやって両者のバランスを上手くとっていくかというようなことなんじゃないんでしょうか。
それは人によって異なるのだろうから、社会のシステムとして何かをする、ということでは解決できない課題なんじゃないのかな、って思います。

廊下で号泣したアノ子の苦しさを理解していた担任は、アノ子が両者のバランスを上手くとれるよう力を貸してくれるんじゃないかなぁ、って思います。
そうやって一人一人苦しさから解放していって、クラスを立て直すんだろうなぁ、なんて思えます。

そんなことまで学校の先生にお願いしなくてはならない私たち親は、猛烈に反省する必要があるんだと思いますね。
posted by チャマ at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育、とか? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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