2006年06月25日

だからぁ〜ここはスタートです!ってば

野球少年次男坊が
「肘の内側が痛い」と訴えた。
心当たりはある。
先週はめずらしく、我が家の2号選手がバッティングピッチャーをやらせてもらった。
その後、捕手(相手)を立たせたピッチング練習ってカンジのキャッチボールもやっていた。
当然、練習後はアイシングをした。
すげぇ〜、ウチの子がアイシングだってぇ〜。
なんだかイッチョマエだなぁわーい(嬉しい顔)




でもね、たったこれだけで「肘が痛い」なんてことになるんだろうかexclamation&question
確かに内野の投げ方とピッチャーの投げ方は違う。
基本は同じとは言っても、やっぱり内野は「捕ったら直ぐ投げる」からサイドスロー気味になるんだろう。
その微妙な違いが肘を痛めたんだろうか?

なぁんて思いながら、2号と一緒に接骨院に行った。
若き院長はすぐにこう言った。
「投げ方が悪いんだな。」

院長は今は柔道を教えている三四郎だけど、ウチの少年野球チームのOBでもある。
それに商売柄か、スポーツ全般のみならず実に様々なことを知っていて、患者として来る人たちとスムーズな会話ができるように勉強もしているんだろうというのが1ヶ月も通っているとよく判る。

「私が良いと言うまでボールを投げてはいけない。」
というのが院長の見立てで、「極力安静」を宣言された。
県大会を来週に控えて、土曜日はお弁当持参で1日練習が予定されていたウチのチーム。
県大会までにボールが投げられるかどうかも、その時になれなければ判らないと言う。
あ〜あ、やっちまったゼ…もうやだ〜(悲しい顔)
一生に一度あるかないかの晴れ舞台に、2号は出れないかもしれない、と言われたのだ。

でも、私は自分が「安静」と言われて守らなくて痛い思いをしているので、2号にはそのことも言い含めて「安静」をキツ〜ク守るよう親の権力を行使した。
とは言っても、私が居ないところでナニをしているかなんて判らないけどね。
それは彼の「自己管理意識」に任せるしかない。

診察の結果をおとーさんに知らせた。
彼は同じ会社に勤める、やっぱり少年野球チームに子どもを入れていて保護者会長を2年連続でやっていて、今年肩だか肘だかを痛めて同じ接骨院に息子が通っていた同僚に「○○ってところに行けば、イッパツで治りますよ。」と言われたと言った。
その口振りは「○○に連れて行こう」と言いたいのだ、と思えた。

その○○が整体だか接骨だか整骨だかなんだか知らないが、経験した人間には判る。

イッパツで治る訳ないジャンexclamation×2ちっ(怒った顔)パンチ

自分が靭帯を痛めた時に関節の模型を見せてもらいながら受けた説明では、関節というのは曲がる方向には比較的強く出来ているけど、横方向の力には弱い。
特に内側方向の力には滅法弱い。
それを関わる筋肉や周りの筋肉が補強している。
私の場合はその筋肉が衰えていたのだけれど、ワールドカップ・サッカーではプロ選手であるオーウェンが私と同じように膝を痛めた。
それ程、関節は内側方向の力には弱いのだ。
もし2号の痛みが「靭帯」によるものだとしたら、「靭帯」そのものが治らなければ「治った」とは言えない。
私の場合は「中度の軽い方」という損傷具合らしくて、この程度なら元に戻ると言われた。
同じ「中度」であっても、重くなればなるほど靭帯は元には戻らない。
筋肉と靭帯で支えられている関節にあって、靭帯が伸びている状態ということは、関節がグラグラしている状態だと言っていいんだろう。
靭帯が元に戻らないとなれば、代わりの補強をするために筋肉を余程鍛えないとならないんだろう。

こんなことを考えても、イッパツで治る、と言っている意味が判らない。

「痛い」原因が靭帯じゃなく骨だったとする。
変形した骨が周りの靭帯や筋肉なんかを圧迫して「痛い」のだとする。
だとしたら、整体なんかで骨を正常な位置に戻せば「痛くない」かもしれない。
でも子どもの骨は柔らかいのだ。
まだ成長途中なのだ。
「痛くない」からと言ってまた同じ使い方を続けていたら、その延長線上にはいったいナニがあるのか、大人だったら判るだろう。

やっぱり、イッパツで治る、と言っている意味が判らない。
「治る」のではなくて、「痛くなくなる」というだけじゃないのか、と思う。

2号は「安静」を宣告された。
夜、子どもが寝た後で、「土曜日の一日練習どーしようか?」をおとーさんと相談した。
「球渡しくらいは出来るだろう。」

・・・・・ちっ(怒った顔)

「だぁ〜かぁ〜らぁ〜、安静だってばexclamation
右手は使っちゃダメなんだってばexclamation×2

「だったらさぁ、どーせだったら吊ってくれればいいのになぁ。」

・・・・・・・・・ちっ(怒った顔)ちっ(怒った顔)

「それどーゆーことexclamation&question

彼の言葉の端はしには、「少しくらい練習したっていいだろう。」という匂いがする。
「だって県大会だぜ。息子に出て欲しいぜ。勝ちたいぜ。」という理由が見える。
つむじとヘソが曲がった私には
「みんなガンガン練習しているところに、ロクな練習も出来ない息子を連れてかなくちゃいけないなんて、肩身が狭いぜ。」
という、モヤモヤっとしたモノが見える。

「アンタは世間体と自分の息子と、どっちが大切なんだちっ(怒った顔)パンチむかっ(怒り)

と、口には出さなかったけどムチャクチャ頭にきた。

変な話だが、彼はまだ不登校児の親には慣れていないらしい。
何万回もの「アラ?今日学校はお休みなの?」という問いかけに慣れてしまうと、他所の家の子どもと違うウチの子の現状ってぇは全然気にならない。
それもまた良し悪しだ、って思うけど、こーゆー場面では「良し」の方だって思う。
ま、これは余談だけど・・・

2号が自己分析するには、自分の投げ方は肘を内側に入れ過ぎて投げるからだ、と言う。
それが私には判らない。
肘を内側に入れすぎて、どーやって真っ直ぐに投げられるのだろうか???
カーブでも投げなけりゃ、そんな風にはならないだろうけど、変化球を投げることはチームで禁じられている筈・・・exclamation
「ねぇ、カーブ投げたでしょ?」
・・・・
「投げてないですよ(小力風)」
・・・・
(投げてるな、コイツひらめき

そして今日、長男1号情報によると、やっぱり投げているそうだ。
少年野球の練習では投げないけど(そりゃ怒られるし)、1号やおとーさんとのキャッチボールでは投げているらしい。
オイ、チョット待てexclamation
おとーさんとのキャッチボールでも投げてるですとぉ〜〜〜ちっ(怒った顔)むかっ(怒り)ちっ(怒った顔)パンチ

なに考えとんのんじゃexclamationウチのおやじはぁぁぁぁexclamation×2
2つ上の学年でも、お父さんとのキャッチボールでカーブを投げすぎて肘を壊した子がいた。
そのお父さんはこっぴどく監督・コーチ・元監督から絞られた。
それを目の当たりにしている筈なのに、なぜ?どーして?

ウチのおとーさんも、会社の同僚のお父さんも、カーブを練習させたお父さんも、彼らにとって子どもはアンタのアクセサリーでしかないんじゃないのか、なんて思えてしまう。
「ウチの子、スゴイだろぉ〜手(チョキ)
とでも言いたいんだろうか。
スゴイのはアンタ達の息子であってアンタ達じゃない、って言いたい。
勘違いすんなexclamation×2
そんな勘違いのために子どもの野球人生を踏みにじるなちっ(怒った顔)って言いたい。

試合に勝ちたいのは判る。
選手も指導者も保護者も、誰もそりゃ勝ちたい。アタシも勝ちたい。
でも、子ども達にとって少年野球はスタートであってゴールじゃない。
ゴールは人によって違うんだろうけど、きっと彼らはこれからそれぞれのスタイルで長い年月野球をやっていくんだろうよ。
何度も書いているかもしれないけど、目先の勝利や目先の技術にばかり手を出してると、結局泣くのは野球をやっている子ども達本人だってことに大人はもっと気がつかなくちゃいけないんじゃないんだろうか。

チームの監督は、私や子ども達が通っている接骨院の院長をとても信頼している。
接骨院の院長も、ウチのチームの監督をとても信頼している。
それはナゼかと言えば、信頼している相手が目先のことに捕らわれずに、子ども達の先の先の先まで考えている、ということを知っているからだ。

監督は「院長がダメと言ったら本当にダメなんだ。OKと言った時は本当にOKなんだ。ヤツの見立てにまず間違いはない」と言う。

院長は「おたくの監督は子ども達の本当にずっと先まで考えているから判ってくれる。同じ状況で子どもの将来を考えてくれと言っても『オレは勝ちたいんだ。テーピングを巻いてくれ』と言う指導者もいるんだよ」と言う。

私はそんな彼らをとても信頼している。
だから監督が「カーブ禁止」と言ったら禁止なんだ。
だから院長が「右手を使うな」と言ったら使っちゃダメなんだ。

ところが、今日2号は下手で軽くとはいえボール渡しをしたと言った。
監督からやれと言われたのだと言った。
今朝、院長からウチのおとーさんに「ボール渡し禁止」が言い渡されていた、と院長本人の口から聞いていた私は、2号に聞いた。
「院長にダメって言われてるって言ったの?」
「言わなかった。」
「おとーさんは何も言わなかったの?」
「言わなかった。」
今日の練習でやって良いことと悪いことを院長自らの口で説明してもらうためにワザワザ今朝の治療についていってもらったのだよ、おとーさん。
子どもの口が足りなかった時、どーしてフォローしないの?おとーさん。
アナタはいったいナニがしたいの?おとーさん。

おとーさんには後でじっくりと話をするとして、とりあえず2号にはキツク言い渡しておいた。
「監督の言うことが聞けないならそのチームに居る必要はない。カーブを投げていいって言うチームに行けばいい。
院長の言うことが聞けないならその接骨院に行く必要はない。イッパツで治してくれるって言う治療院に行けばいい。
その結果自分がどうなるのか、よく考えろexclamation×2ちっ(怒った顔)

母として、今日2号が院長の言いつけを守らなかったためにOKにならず、県大会には出場できなければいい、と思う。
強健サードの2号は、例えノーコンだと言ってもその肩を見せられたら大抵のチームはバントなんてしてこないのだそうだ。
その点で、同じ役割をこなせる子は他にいないのだそうだ。
勝ち残ってくるチームはやっぱりバントが上手い。
県大会では選抜チームを組んでくる地区もある。
つーか、初戦でそういうチームの一つと当たる。
バント攻撃で負けるかもしれない。
それでも、2号という一人の人間の成長を考えると、出場できないことは大きな経験になるんじゃないだろうか、なんて思う。

その一方で、院長からOKが出て、監督が使ってくれて、勝っても負けても一生に一度あるかないかの経験をして欲しいとも思う。
これからの野球人生に向けて大きな自信に繋がるだろうって思う。

バカ親としては、やっぱり我が子に大きな大会に出て欲しい、願わくば活躍して欲しい、勝って欲しい、って思う。

ナニがどーなるのか、当日になってみないと判らないけど、どんなことになったとしても、これは2号にとってはスタートでしかない。
出場してもしなくても、勝っても負けても、大切なのはそこからどーするか、なんだと思う。

県大会ではいろいろな結果が出る。
肘が治ったかどうか、試合に出たかどうか、試合に勝ったかどうか・・・
でも彼自身の野球人生の結果は、まだまだずぅぅぅっと先じゃないと出ない。
だって、ここはスタートだからね。

つーことなんだよ、おとーさん。
posted by チャマ at 02:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 少年野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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