2006年06月19日

事後承諾

日々大小様々ないろいろなコトに「おっexclamation&question」と思うのだけれど、今日のはチョット…なんと言いましょうか、ずっとそのカラクリを知りたいと思っていたことが判ったような気がして、「おぉ〜ひらめき」って思ったりした。

公共の場では、大抵の人が自分の小さな欲求を抑える。
電車の中や、レストランや、病院の待合室や、そーいった場所では多少の暑い寒いはガマンするし、「スーパーは寒いから」と夏でも長袖の上着を持参する主婦は多いと思う。
病院の待合室や食堂なんかに設置されているTVのチャンネルを、自宅にいるかのように変える人はあまり見かけない…たまに見かけるけど、大抵はエラソウに態度のデカイおじさんか「私はココの常連なのよ」を誇示したいらしいおばさんってパターンが多いような気がする。

どうして公共の場ではそういった小さな欲求をガマンするかって言えば、
「私はこー思うけど、他の皆さんがどー思っているかは判らないから」
なんだろう。
私がそういう場で小さな欲求をガマンするのはそういうことが根底にある。



そういった場所で、例えば「エアコンの温度を変えて欲しい」とか「TVの音量を下げて欲しい、チャンネルを変えて欲しい」と思った時、おばちゃん達は逞しい。
誰かも知らない隣りの人間に
「ちょっと寒くない?」
なんて話し掛けて、「そーですね」なんて答えたら最後
「そーよねexclamation×2寒いわよね。エアコン弱くしてもらいましょうね。」
なんつって、「他の皆さん」代表として「隣りの誰かさん」からの同意を得て、
「すみませぇぇん、ココちょっと寒いのよね。エアコン弱くしてもらえるぅ〜」
なんて言っちゃったりする。

こういうおばちゃんはよく見かけるし、こういうおばちゃんは私にとってあまり害は無いと思える。
内心
「すげぇ〜がく〜(落胆した顔)
とは思うけど、そういう一連の言動を見せられることで、
「いやいや、あたしゃ暑いです。」
という反対意見を述べるチャンスを与えてくれるだけまだいいじゃん、って思う。

私は、というと、何も言わずにガマンしちゃうタイプの人間だ。
もしくはそこから逃げ出すタイプの人間だ。
公共の場で見たいTVが見れるとは端から思っていないし、暑かったり寒かったりがガマンできなかったら外に出るかナニかしてしまう。

土曜日の朝。
毎朝恒例となった、いつもの接骨院の待合室にいた。
何も考えずに窓の下に座ってしまったのだけれど、日差しが暑い…というよりも、痛いexclamation&question
しばらくして、毎朝会う人たちが入ってきた。
息子達が入っている(た)少年野球で一緒だった子たちのおばあちゃん二人。
私の横に座りながら
「ここは日差しが強いわねぇ。」
と言いった。
「ブラインドとか閉めたらどーかしら。いいかしら。でも暗くなっちゃうかしらねぇ。。。」と言いながら、結局座っている場所をズレた。
私はと言うと、窓が無い席が無くなってしまったので、
「あぢぃ・・・」
と思いながら、そこに座り続けていた。

そして今日。
今朝もまた、同じ治療院の待合室にいた。
そして今朝もまた、強い日差しが待合室の中に入って来ていた。
これでも多少の学習能力があるらしく、私は窓の下を避けて座った。
一人、また一人と適当な間隔を空けながらソファーが埋まって、窓の下には少し年配の女性が座っていた。
そこに、どこかで見たことがあるけどどこで見たのか判らない、でも
「あぁ、子ども達の先輩のお母さんだ」
と思える女性が入ってきた。
受け付けに診察券を出すと、窓の下の空いている空間に歩いていった。
そして、座らずに無言でブラインド・カーテンを閉めてしまった・・・

オレンジのカーテンだから、部屋も薄暗いオレンジになった。
待合室にいた、5・6人の意識は部屋の明るさとオレンジとその女性の行動に向けられたように感じられた。
そんな空気を読んでか、その人は窓の下に座っていた女性に言った。
「暗くなっちゃいましたけど、いいですか?」

・・・・・・・・
年配の女性は困ってしまって、「は、はぁ・・・」と言うのが精一杯ってカンジだった。
ブラインド・カーテンを閉める前だったらいざ知らず、サッサと閉めちゃってから
「いいですか?」
って聞かれてもなぁ・・・
「ダメちっ(怒った顔)exclamation×2」と言えんだろうよ。
周りの空気ってのもあるしなぁ・・・

カーテンを閉めちゃってから「いいですか?」って聞いても、大抵の人は
「ヤダ」
って言わないだろう、ってことを確信していたんだろうか?
それとも自然な流れからそうなったんだろうか?
確信犯だとしたら、多分私は一生お友達にはなれない人種だって思った。

ブラインド・カーテンを閉めちゃったお母さんが誰のお母さんでどーゆー人で、ってことは全然判らないし思い出せないんだけど、多分PTAの何かの活動で一緒だったような気がする。
私が苦手とする「そーゆー活動大好きるんるん」ってタイプのお母さんだったように思う。

やっぱりそーゆー人って苦手だ・・・もうやだ〜(悲しい顔)たらーっ(汗)ー(長音記号1)

30分強の治療が終わって待合室に戻った時、ブラインド・カーテンはきれいさっぱり開け放たれていた。
そりゃそうだろうよ。
薄暗いオレンジの治療院なんて、辛気臭いったらありゃしない。
自分の日差し対策をしたのか年配の女性の日差し対策をしたのか、いずれにしても彼女は彼女なりに思うところがあって、そうしたんだろう。
でもそれは彼女以外の人間には「大きなお世話」以外のナニモノでもなかったんじゃなかろうか。
あの時の空気は、そういう空気だったように思える。

今日判ったことは、世の中には「これは良いこと」と思ったことは何も考えずに行動に移せる人がいるんだ、ってことだ。
周りの空気が「エッ?」となっても「アラ、ごめんなさい。」⇒訂正・修正の行動じゃなくて、「いいですか?」と聞ける人がいるんだ、ってことだ。

こういう人は押しが強い。
そっか、私がいつも押し負けるのは、事前承諾が大前提だと思っているからなんだ。
なんて思った。

でもやっぱりこういう人は苦手だ・・・ふらふらバッド(下向き矢印)
posted by チャマ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | おっ?! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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