2008年08月17日

「精神状態異常あり」を考える

なんと3ヶ月。
全くもって放置していたブログの世界です。

ここ数ヶ月、気力とか意欲とか、ポジティブな感情が一切沸き起こらなくなってしまいました。
軽く「うつ」状態だったんだろう、と、生きる力が復活しつつあるこの頃になってそう思います。
専門家ではないですから、軽かったのか重かったのかは判りませんし、「うつ状態」というのが当てはまるのかも判りませんが、「普通」ではなかったことだけは確かです。

私の根底にある原因は何だったのかは、元気を取り戻してきたこれからゆっくりと考えるとして、取り合えずそのきっかけとなったのは、「仕事」でした。

前記事に頂いたまるこさんからのコメントにも、「N学館さんで働いていて精神的にだめになって退職した人は何人もいるので、無理なさらないでくださいね。」とあったのですが、ものの見事にその「精神的にだめになって退職した人」の一人になってしまいましたふらふらどんっ(衝撃)あせあせ(飛び散る汗) てへっ病院





過去、私がいたポジションにいた人の話を総合すると、彼女達はその職場環境が精神的なダメージをもたらす原因と考えているようです。
確かに、それは大きい要素であることはその通りだし、現在のメンバーになる以前のそこの部署ではこのようなこと=職員にしろ外部委託職員にしろ、次から次に短期間で精神的に病んで辞めて行くようなことはなかったのだそうです。
なんてったって、たった4ヶ月という短期間の私が、このメンツになってから史上3番目に長くいた人なのだそうですから、その職場環境にもなんらかの原因があることは容易に想像できますよね。

ここで重要なことは、2チイからの嘱託職員だけではなく、そこの病院の職員さんにも同じ現象が起こった、ということです。
だからこそ、職場環境が原因、と皆さんおっしゃっているのでしょう。

その職員さんは今も別の部署にいらしていて、私も話をしたのですが、全く同じ現象が起こっていました。

出勤時間が近くなると心臓がバクバクする。
通勤途中で対向車につっこんじゃいたい衝動に駆られる。
人の顔が見れなくなる。話し掛けられるとドキッとする。
欲という欲がなくなってしまったような、無気力というかなんというか、すべてが面倒くさくなってしまう。
職場以外では廃人のようにボーーーーッとしている。
でも頭の中ではグルグルと仕事のことがスゴイ勢いで駆け巡っている。

彼女はついに、通勤の時クルマのアクセルがなんとしても踏めなくなってしまった、と言ってました。私はそこまでにはなりませんでしたが、その気持ちはとても良く判りました。

彼女の話しによると、辞めていった人たちは皆さん似たような事態に陥っているそうです。
そして大抵は、出勤不能となり、辞めていくのだそうです。
中には私物さえも取りに行かれなかった人もいたとか・・・目exclamation

職員の彼女は配置替えを願い出て今も別の部署で職員として働いています。

私は契約期間途中ではありましたけど、規則通りに1ヶ月前予告を満了して2チイを退職しました。
退職の日、あまりに嬉しくてうっかり忘れてしまった私物がありますが、取りに行こうとは思いません。制服もクリーニングをして郵送させて頂きましたわーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

病院の中は、お世話になった人や若輩者の私を助けてくださった人が沢山いますし、病院以外の社会で関わっている人たちも沢山います。
違う部署だったら、もしかしたらとても楽しい職場になっていたのかもしれない、なんて思います。
それでもなお、忘れ物を取りに行こうとさえ思わせないモノが、あそこにはあります。
ごくごく一握りの、「アンタねぇ、外の社会で私に関わったら覚えてなさいよ。アンタがしたのとまったく同じことしてやるからねちっ(怒った顔)爆弾」と思っている人たちもいたりするからです。

先日、外の社会で病院にいた時に「お世話」になった人とバッタリ出会いました。
私は気が付いてフツーに声を掛けたのですが、彼はアワアワするだけで逃げて行きましたね〜〜〜わーい(嬉しい顔)かわいい
私が彼らと「同じこと」なんてしなくても、フツーにしているだけで逃げて行かなきゃならないようなことをしていたという自覚があったんでしょうね。

だったらやらなきゃいいのにね。

その一週間前の私だったら、2チイを退職し病院を去った後であったにも関わらず、彼に声を掛けることは出来なかったと思います。
逆に、私の方が気づかなかったフリをしてコソコソと逃げ出していたんだろうと思います。

普通、会社などが嫌でイヤでいやで仕方ないとき、退職を決意し辞表を出せば気が晴れるのでしょう。
清々して残りの勤務日数をこなせるのでしょう。

ところが私の場合、退職日が決まってもなお、心臓のバクバクは治まりませんでした。
だって、退職するその日まではどうしても行かなくちゃならないじゃないですか、あの場所に。。。もうやだ〜(悲しい顔)
退職するその日の朝まで、バクバクは続きました。

なぜバクバクするのか考えると、自分のスキルの無さ、仕事に対する自信の無さがそうさせるんじゃなかろうか、って思います。

先輩について仕事を覚えて・・・というステップが殆どないので、訳が判らない状態のまま一人前扱いー(長音記号1)
当然仕事なんて判らないことだらけ、ミスも多い。

職員さん達にしてみたら、「即戦力って売り込みなのに、詐欺じゃないちっ(怒った顔)」ってことなんですよね。
隣りの部署の職員さんに面と向かってそう言われたこともありましたし、同じ部署の職員さんも、即戦力って売り込みなんだから仕事を教えるとかどうとかなんて必要無い、みたいなことを言ってましたね。

出来て当たり前。

どう逆立ちしても無理でしょ?
たかだか点数計算しか出来ない資格取り立ての人間が、病院なんてはじめて勤める人間が、配属されて即戦力で一人前に働ける訳がない。
でもそれを求められている訳です。
それに応えようと一人でがんばっちゃう訳です。

でも先輩方々は、決して積極的なサポートをしてはくれないのです。
その理由は、二つ。
一つは「即戦力って言ってんだから、教えることなんてないじゃない」ってこと。
もう一つは「ミスっても自分の病棟じゃないし、知ぃ〜らない」
ってこと。

なんとまぁ欧米的な思考回路なんだろうか。。。と思います。

そんなこんなで追いつめられて、うつ状態のような、脅迫神経症のような状態に陥って行くのでした。
追いつめられるのか自分で追いつめちゃってるのか知りませんが、おかしなことになっていくのです。

放送大学の面接授業用に以前購入した「遺伝子が明かす 脳と心のからくり」(石浦章一・羊土社)という本があります。
これが非常におもしろくて、でも私のカニ味噌ではノートにまとめないと覚えられなくて、巻末にある「特別付録 東京大学 文系生命科学U試験問題(2003年度)」は、「本文見ながらやってもいいですかぁ〜?」とつぶやいてしまいました。
この本を読むと、仕事のことが四六時中グルグルと頭の中で回っていたというのはこういうことか・・・とか判ったような気がしました。

グルグル回る思考、常に反省会、心臓バクバク=自分に対する自信のなさ・・・
原因は不安、なんでしょうね、多分。
「止まらない神経伝達が不安の原因」なのだそうですから。

昔で言うところのノイローゼ、全般不安神経症ってヤツなんでしょう。

それとも脅迫神経症でしょうかねぇ?
頭の中で仕事のことがグルグル回って反省会ばかりしているのは、心配で心配で仕方無いんですよね、自分のやった仕事がミスってないかどうか、やり忘れたことはないかどうかが。
ってことは、汚れていないか心配で手を洗うことが止められない脅迫神経症の人と同じ現象が脳みその中で起きているんでしょうかねぇ?

いずれにしても、病んでるピークの頃、おそらく私は家の中では廃人のようだったと思います。

こんな緊急事態の中で、私を復活させてくれたのは、誰でもない家族でした。
我が家のおとーさんなんかは今回、「へぇ、そんなところがあったんだぁ」ってくらいなスーパーマンな働きをしてくれて、「大丈夫るんるんグッド(上向き矢印)」って思える素をくれました。

不思議なことに、病院に配属が決まってから

4月・・・父が救急車で運ばれてそのまま入院
5月・・・息子が不登校の時に仕事を紹介してくれてお世話になった方のお葬式
6月・・・中学校の恩師のお葬式
7月・・・自分が登校拒否をした時に心配してくれた小学校の恩師のお葬式

とまぁ、次から次へとお世話になった方たちの悲しいお知らせが・・・

幸い実家の父は先日退院しましたが、今までは一年に1回あるかないかのお葬式のお知らせだったのに、どうしてこんなに続くのでしょうかねぇもうやだ〜(悲しい顔)たらーっ(汗)バッド(下向き矢印)
それも私がピンチだったときに助けてくれた方たちばかり。
自分の状態が良くなかったこともあったんでしょうが、小学校の恩師の時はクルマの中でおとーさんもびっくりしたほどの号泣・・・

私のことを心配したり助けたりしてくれる人が次々に居なくなっちゃうような、「いいかげん大人になりなさい」と言われているような、いろいろな悲しさがこみ上げてきました。

精神的におかしかったピークの時は、なぜか涙が出なかったんですよね。
というよりも、感情の起伏がなかったように思います。
7月のお葬式の時、号泣してなにかが吹っ切れたようにも思います。

2チイを退職し、近所の派遣会社に登録し、通勤時間10分程度のところにある工場の倉庫で、品出し・・・っていうのかしら?の仕事を紹介してもらいました。
とはいっても、現場仕事は未経験なのでまだ研修中なんですけどね〜

間違えたら大変なので神経すり減りますし、立ちっ放しの慣れない仕事でイッパイイッパイですけど、精神状態は良好ですわーい(嬉しい顔)手(チョキ)るんるんかわいい

派遣会社に登録する際、状態をありのまま報告したせいか、なんだかリハビリをさせてもらっているような職場環境で、とても居心地が良いです。
まだ完全復活とはいきませんが、そのノロシを揚げる日は近いんだろうと思えます。

今回のことはかなりキツかったですが、やっぱり最良の薬は「理解者」なんだなぁってことを再認しました。

私は私を理解してくれている人たちの理解者になれているんだろうか?

そうなる努力はしなくちゃ、バチが当たりますよね雷

凹んだ時に見えたもの、凹まなきゃ見えなかったもの
転んでもタダじゃ起きませんぜぇドコモポイント
posted by チャマ at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろ考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/104898487

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。