2007年11月29日

なぜか号泣

香川県で、おばあちゃんと孫二人が大量の血痕を残して行方不明になった事件の犯人が捕まった。

そして昨晩、孫のお父さんが記者会見を行った。

「生きていて欲しかった。」
子どもを持つ親という同じ立場の人間として、被害者のお父さんの気持ちは想像することはできても、同じ経験をしていない人間として、それは想像以外の何物でもない。

記者会見なんか出来るような心情じゃないだろうに・・・
でも、介護が必要な妻の存在を考えると、沸き起こる感情に気がつかない振りをして脇に追いやるしかないのかもしれない・・・
お葬式の忙しさが悲しみの暇をあたえないのと同じように、気丈に振舞わなくてはいけない、記者会見なんてモノを開かなくてはいけないなんていう諸々の事情は、彼にとってはあまりに辛い現実から逃避する手段となり得て、その方が良いのかもしれない・・・

私の本能がミラーニューロンが働くことを恐れたのか、あまりTVを見ようとしていない自分に気付かない振りをしながら、ナンクロを解きながら記者会見の様子を「聞いて」いた。

被害者のお父さんが
「報道のみなさん」
と言ったとき、私はTVを見た。

「?!」

「ともかくばあちゃんと子ども達は帰ってきました。
 報道のみなさん、ほんとうにありがとうございました。」

そう言うと彼は深々と頭を下げた。

「ふざけんな!」
私はなぜかそう呟いた。
そしてなぜか大号泣してしまった。

いい年をして、鼻水なんだか涙なんだか判らないくらい、大号泣してしまった。


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posted by チャマ at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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